畑のお肉と言われる大豆は、本当に肉並みのタンパク質なの?

こんにちは納豆、豆腐、厚揚げなど大豆製品全般が大好きな羽深です

そんな羽深の好きな大豆ですが、別名「畑のお肉」とも言われていますよね。

それだけタンパク質が豊富というイメージがありますよね!

ということで、タンパク質量を比べてみましょう!
大豆100g(水煮)のタンパク質量は約13g。
卵100gのタンパク質量は約10.5g。
鶏ささみ100gのタンパク質量は約20g。

食品によって水分量が違いますから、当然でしたね。。。計測の仕方を間違えました

となると、比べるところは、タンパク質の質ですね!つまり、アミノ酸です!
アミノ酸スコアというものがあるので、それを調べてみます。
アミノ酸スコアとは、体内で十分な量を生成できず、食事から摂取する必要のある必須アミノ酸9種類のバランスです。
(リジン・バリン・トリプトファン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・フェニルアラニン・トレオニン(スレオニン)・ヒスチジン)
※その中の1つヒスチジンは、成人であれば体内で合成できますが、子供はできないため必須アミノ酸に分類されます。

アミノ酸スコアが高い方が、良質なタンパク質と言えます。
よくアミノ酸スコアは、桶に例えられます。


http://www.lbv.jp/aminoacid/essential/より図を引用

上の図のように、必須アミノ酸を1種類毎に桶の板に見立てて、1種類でも不足すると水(タンパク質)が漏れてしまうという考えです。
つまり、一番低いアミノ酸の量に合わせてしまうため、せっかく100(完璧)に達しているものが他にあっても、無駄になってしまう部分があるのは、非効率ですよね

アミノ酸スコアの計算式は以下の通りです。
「食品タンパク質の第一制限アミノ酸含有量(mg/gN)÷アミノ酸評定パターン当該アミノ酸含量(mg/gN)×100」

なんのこっちゃ…という感じですよね(笑)
第一制限アミノ酸というのは、必須アミノ酸9種類の中で一番不足しているアミノ酸を指します。
アミノ酸評定パターンというのは、必須アミノ酸の中でどれが第一制限アミノ酸になるのかを調べるための表のことです。
こちらがアミノ酸評定パターンです。


※Wikipediaより表を引用

このアミノ酸評定パターンの数値と、各タンパク質の比率を比較して第一制限アミノ酸(一番不足しているアミノ酸)が決まります。

ちなみに肉や卵、魚介類、乳製品などに含まれる動物性タンパク質はアミノ酸スコア100です!
桶の水(タンパク質)は、漏れません!
この状態だと体内で十分にタンパク質が生成されると言われています。

大豆は1973年の評価基準だと86点。
1985年の評価基準だと100点だそうですが、大豆はメチオニンとトレオニンが相対的に低いので、
大豆製品を食べる時は、動物性タンパク質と組み合わせて、アミノ酸スコアを整えられるといいですね!

豆腐に鰹節をかける食べ方などはアミノ酸スコアを整えるので、
実は理にかなった食べ方だったんですね〜

また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つので、筋肉作りには大量に摂りたくないですね。
肉には、亜鉛や鉄分など、筋肉作りに役立つ成分が豊富ですし、肉の飽和脂肪酸も男性ホルモンのテストステロンを増やすのに役立ちますので、やはりお肉がいいですね!

以上、節分の日は鬼になった羽深でした〜(笑)


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