吉川朋孝 筋トレの教科書ブログ

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【騙されないで!】遺伝子検査ダイエットの効果とは?① インナーマッスル、セルライトと聞いたらご用心!

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最近耳にする遺伝子検査によるダイエットですが、
果たして効果はあるのでしょうか?

ポイントを3つに分けてみました

①聞き慣れないダイエット法の99%はビジネスダイエット

②遺伝子によって食べ物、食べ方が変わるなんてありえない

③遺伝子によって有酸素運動がいいか筋トレがいいかなんて議論がおかしい

では、まず①の「聞き慣れないダイエット法の99%は
ビジネスダイエット」とはどういうことでしょうか?

何もないところからビジネスを生む人は、
往々にして言葉から考えます。

日本人に聞き慣れない横文字が定番ですね。

和製英語ならさらに効果的です。

また、遺伝子など、いかにも科学的な聞こえで、
説得力があるような言葉には騙されやすいものです。

肩書きを持った専門家が監修なんていうのも
よく使われる手法ですね。

ただ名前を借りてるだけですが。。。
まぁ、名前だけを貸してる方もいかがなものかと。

【主な例と本来の意味】

メタボリックシンドローム
(ただの肥満)

セルライト
(ただの脂肪)

インナーマッスル
(ただの深層筋)

メタボとセルライトは、どちらもただの脂肪が原因なので、
特別なことをしなくても、食事制限をすれば簡単になくなります。

揉んでも変な光を当ててもセルライトは取れません。
取れたのなら、食事制限のおかげです。

食事制限だけだと肌がたるみますが、
筋トレを併用すれば、成長ホルモンの作用によって、
肌が若返ります。

インナーマッスルには明確な定義はなく、
深層筋全般のことですから、意識的に動かすことが
できないものもありますし、アウターマッスル(表層筋)を関与せず、
そこだけを鍛えるのは不可能です。

見た目にハッキリと出て、成果がわかりやすい
アウターマッスル(表層筋)を正しく鍛えることが
できないトレーナーの言い訳用語みたいなものですね。

ちなみにアウターマッスル(表層筋)をしっかりと鍛えれば、
インナーマッスル(深層筋)も動作に関与しますので、勝手に鍛えられます。

ですから、「筋肉が太くならないように
インナーマッスル(コア)を鍛えて代謝をあげて引き締めましょう」

なんていう指導者がいたら即刻退会しましょう。

だって、成果が見えないので、
本人すらわかっていないんですから(笑)

こうやって、新しい用語を作り、
さも最先端のダイエット法かのように人々を誤認させ、
商品を売ろうとするわけですね。

ダイエットビジネスはコンプレックスビジネスなので、
消費者を騙しやすく、需要が多いのでなくなりません。

多くの人が「やらないよりは、やったほうがマシ」という
希望的観測をし、結果的に騙されますが、
もうこれも慣れっこです。。。

そのうちお手軽で本当に効果のあるものが出るだろう、、、
次こそは!と期待しているので、ビジネスをする側からすれば、
鴨がネギを背負っているようなものです。

商品を売る側も価格設定をしっかりと考えていて、
衝動買いができ、騙されたとしても
悔しくない価格設定になっています。

人間の構造(グランドデザイン)は、500万年変わっていません。

原理原則を知っていれば、次々と出てくるビジネスダイエットの
99%に騙されることもありません。

今後も新しい横文字が現れたらご注意くださいね。

次回は「遺伝子によって食べ物、食べ方が変わるなんてありえない」です。

・・・・・・(続く)


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