今回は、種目による筋肉の可動域についてよく勘違いしがちなことをご紹介します
動作の可動域が大きいと、すごく筋肉に効いている感じがしますよね
次の種目のうち、可動域が大きくて、
効いている感じが得やすい種目はどれでしょうか
正解はダンベル・チェストプレスでした〜あ、簡単でしたか
しかし、これは正解でもあり、不正解でもあるのです
以前の僕も、3のダンベル・チェストプレスが一番効くと思っていました
それは、他の二つの種目よりもダンベルをしっかり下げられるので、
動作が大きくでき、筋肉が良く伸びるな〜と感じていたからです
「筋肉がよく伸びている=効いている」という考え方でしたが、
僕のその考え方は間違っていました…
確かに対象筋の筋肉が伸びるのは正しいのですが、
僕は他の筋肉も使って、動作を大きくしていただけでした
正しいフォームで行えば、大胸筋だけの可動域で行うことができるので、
外見の動作は大きくはなく、限定的なんですよね
腹筋なんか、例としてわかりやすいですね
上体が起き上がる大きい動作は必要なく、
腹直筋だけの可動範囲でやれば、全然動いてないように見えますが、
腹直筋はものすごく伸びて縮んでます
と、言うことで、正しく行えば、どれも効きますが、
ほとんどの方が、対象筋の可動範囲だけで行っておらず、
大胸筋の種目では肩の可動域まで使ってしまい、
大胸筋だけに上手く効かせられてないのではないでしょうか
正しいフォームで行い、マッスルコントロールが上達してくると、
関節や他の筋肉に負荷を逃がさず、狙った筋肉だけに効かせられるようになります
ちなみに、吉川先生はベンチプレスのボトムポジションでは、
バーベルの形がそのまま大胸筋に転写されるような刺激が走るそうです
これもマッスルコントロールという技術力がないと得られない感覚ですね。
そんな感覚が味わえるようになると、
めちゃくちゃ楽しいだろうな〜!と思ってしまいます
マッスルコントロールが上達すれば、
器具などに頼らなくても上手に効かせられるし、
当然効かせられるレベルが高くなれば筋肉の発達もしやすくなり、
なおかつ、関節に負荷を逃がさなくなるので怪我も減る
なんて、良いことばかりですね
ただ、闇雲に練習してもすぐにうまくなるものではなく、
吉川先生がいつも言っているように「筋トレの道は一日してならず!」ということで、
集中して練習あるのみだと感じる今日この頃の中林ことバヤ氏でした〜
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