道を歩いていたら「秋の交通安全週間です」と言っていました。
そして、「読書の秋」やら「スポーツの秋」やら「オシャレの秋」…
秋なら何でもやっちゃえ!って事ですかね
秋は美味しい物が多くなる季節だからなのか、
寒くなるから、身体が脂肪を蓄えるために食欲が増すからなのか、
なぜかついつい食べすぎてしまいますよね
あ、あとは、服装が身体のラインの露出度が低くなるので、
多少太っても気にしない…
その結果、来年の夏前に自分の身体がマズいことになっているのに気づき、
慌ててダイエットをするも、間に合わず… なんて事になっていませんか
実は、食べ物の組み合わせに気をつければ、
脂ののった食材をたくさん食べても太ることはありません
三大栄養素として、「タンパク質」「脂質」「糖質」がありますが、
この三つの栄養素の中で、血糖値を上げるのは唯一「糖質」だけです
血糖値が上がると、それを下げるためにインスリンが追加分泌されます
このインスリンというホルモンは、別名:肥満ホルモンと呼ばれ、
脂肪を合成しやすくして、脂肪を分解しづらくしてしまうんです
脂質はカロリーが高いので、太りやすいというイメージですが、
毎日1兆個入れ替わる細胞膜の材料になりますし、
ホルモン生成にも重要な役割を果たします
なので、食べた脂肪がそのまま脂肪になるというわけではないんです
一番気をつけなければいけないのが「糖質」+「脂質」の組み合わせです
ちょっと難しい話しになりますが、
脂質は水と親和性がないので、そのまま血液中に流れることができないため、
タンパク質で覆って、リポタンパク質という形をとって、血液中を流れます。
血液中に流れたリポタンパク質(中性脂肪・コレステロール)は、
エネルギー源となったり、筋細胞、細胞膜、ホルモンの材料となって、
それでも余ったら中性脂肪として再合成され蓄えられます。
そして、筋肉細胞や脂肪細胞の毛細血管壁には、
リポタンパクリパーゼというものがあって、
リポタンパク質という形になっていた中性脂肪を分解して、
筋肉細胞や脂肪細胞に取り込みます。
このリポタンパクリパーゼは、インスリンによってコントロールされて、
インスリンが分泌されると筋肉細胞のリポタンパクリパーゼが抑制され、
脂肪細胞のリポタンパクリパーゼを活性化します。
インスリンは糖質を摂取したときにしか追加分泌されないので、
脂質と糖質を同時に摂れば、筋細胞の脂肪の取り込みが抑制され、
逆に脂肪細胞の脂肪取り込みが活性化されるので、
ダブルパンチで太りやすいのです
難しい話になりましたが、つまりは糖質を摂ることで、
食べた脂肪分が脂肪になりやすいってことですね
ちなみに糖質は、炭水化物から食物繊維を差し引いたものです。
ですから、甘い物だけが糖質ではなく、
ご飯などの米類、麺類、パン類などの小麦製品も糖質がめちゃ多いです
みなさんも食べ合わせに気をつけて、秋の味覚を楽しんじゃって下さい
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