酵素はとった方がいい?

09424
こんにちは!吉川メソッドの中村悠子です。
今日も目からウロコ情報、配信します!
今日のお題は「酵素はとった方がいい?」です。
答えは・・・

「いいえ」です。

「美容や健康のために酵素をとっています!」
とおっしゃっている女優さんやモデルさんを
雑誌やテレビで紹介されていることも多いですよね。

美しくなれるなら、健康になれるなら、痩せられるならと、
酵素のサプリやドリンクなどを、積極的に飲んでいる方も多いと思います。

しかし、人間には優れた生命維持システムが備わっていて、
酵素も体内で、必要な時に必要に応じて体内で作り出すことができますので、
不足・減少したりすることはありえません。

「体内の酵素は年齢と共に減少し、 不足すると不健康になるので、
“生きた酵素”をしっかり外から摂取しましょう!」
なんて、聞いたことあるのではないでしょうか。

しかし、酵素とはもともと生き物ではなく、
体内で合成される化学物質です。

つまり、物質ですから、生きているものではないのです。

では酵素の主成分は何でできているのでしょうか。

それはアミノ酸、つまり、タンパク質が細かく分解されたものから出来ています。
生きとし生けるもの、私たち人間のみならず、その他の動物も植物も、
もっといえば微生物だって体の中で必要なときに
必要なだけの酵素を体内で作り出しています。

だから「食品から酵素を摂取しましょう」といって
酵素を食物から取り入れようとしても食物に含まれるという酵素自体が
そもそもアミノ酸である以上、体に取り入れられてしまえば、
肉や魚などに含まれるタンパク質と同様、
単純に体内で分解されて吸収されるだけなのです。

髪の毛を食べたからといって髪の毛は生えてきませんよね?

つまり、体に取り入れられたものは全て1番小さなレベルまで
胃や小腸で一度分解されてから、それぞれの持つ役割通りに使われます。

ですので、食品から体内にとりいれられた酵素も結果的には分解されて
アミノ酸として吸収されるだけなので、
わざわざ特別なサプリメントとして摂る必要はないんですね。

もちろん、酵素もは体内では大変重要な役割を担っていますので、
その酵素を生み出す母体、つまり私たちの体が健康であることが一番です!

体の健康は日々の生活習慣で作られます。

まず、人間の身体成分として重要なタンパク質を食事でしっかり摂り、
正しい運動をして、人間の優れた生命維持システムを発揮させてあげましょう!!


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