突然ですが、「サルコペニア肥満」と言う
言葉を耳にしたことはありますか?
今日は現代人の肥満の正体についてお話したいと思います。
人間は何もしないでいても生命を維持する機能を
働かせるために必ずエネルギーを消費しています。
それを基礎代謝と呼びますが、
基礎代謝は1日に消費する全エネルギーの
実に60~70%を占めています。
そして、そのうち40%程はなんと筋肉で消費されています。
つまり、 筋肉質な体は代謝が高く、
多くのエネルギーを消費することができ、
同時に脂肪を燃焼しやすく、脂肪も
溜め込みにくい身体であるといえます。
ですが、人は年齢と主に筋力が低下し、筋肉量も減っていきます。
筋肉量が減れば、基礎代謝として消費出来るエネルギー量も
必然的に減ってしまいますので代謝が低く脂肪を
溜め込みやすい身体へと変わっていくのです。
毎日快適に過ごせる現代人は日に日に運動量が減り、
筋力と筋肉量の低下も大変深刻化しています。
「サルコペニア肥満」とは、このように身体から筋肉がなくなって、
脂肪が増えて肥満化する状態のことを言うのです。
また、脂肪がつきやすい場所は人それぞれ違うと思いますが
往々にして筋肉量が少ない場所にはどうしても脂肪は付きやすくなります。
これが、かたぶとりと言われる現象です。
ちなみに、筋肉量が多ければ、基礎体温が上がり、
基礎体温が1度上がれば、理論上は基礎代謝が12%上がります。
さらに体温が1度上がれば 免疫力は30%上がると言われています。
逆に言えば、筋肉が減少すると、体力・免疫力が下がるだけではなく、
臓器や運動器などの生活機能まで低下し、
生命力まで落としてしまう危険性があります。
そして将来的には健康寿命を縮めることになります。
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【↓日本人の健康寿命についての記事はこちらから↓】
日本人の健康寿命を延ばそう!①
日本人の健康寿命を延ばそう!②
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筋肉をつけることは肥満予防だけではなく、
将来、健康に健幸に生きる事に繋がっているのですね!
身体は資本です!幸せに生きていくためにもまずは筋肉を手に入れましょう(^^)
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