吉川朋孝 筋トレの教科書ブログ

正しい知識を学んで一生の財産に

【要注意】「やっぱり炭水化物やめられな〜い」と「やっぱりコカインやめられな〜い」は同義語です。

coca

賛否両論の糖質制限ですが、
将来的に間違いなく多くの人が
普通に糖質制限をしていると私は思います。

ダイエット食としてだけだったら、
ただのブームで終わりますが、
糖質制限は理にかなった食事法なのです。

三大栄養素はタンパク質、糖質、脂質ですが、
この中で身体の材料にはならず、エネルギー、
つまり脂肪にしかならないのは糖質だけです。

糖質は身体にとって大事と断言される方も多いですが、
その根拠が不明確です。

多くは「脳のエネルギー源は唯一ブドウ糖」だとか、
糖質を抜くと低血糖になって力が出ないなど…。

しかしこの説はまったくの荒唐無稽です。

まず、脳はブドウ糖だけでなく、
脂肪から代謝されるケトン体を
好んでエネルギーにしますし、

体に必要な糖質は、タンパク質からできる
アミノ酸や、脂肪からできるグリセロールから
作り出すこと出来ます。

血糖値を上げるのは唯一糖質だけなので、
糖質を摂取しなければ、血糖値は常に安定します。

それにもかかわらず、外部から糖質を摂取すれば、
当然として、血糖値は上昇します。

上昇した血糖値は下げなくてはいけませんので、
インスリンというホルモンが分泌され、
血糖値を安定時まで下げようとします。

ここでちょうど良く元に戻してくれればいいですが、
時として下げすぎてしまい、それが低血糖を招くのです。

ですから糖質を摂取しなければ、血糖のブレがなく
低血糖になることもありません。

また、近年では、マウスの実験で、

94%のマウスがコカインより糖質に
中毒性を示した
というデータもあります。

それもそのはず、糖質の摂取で血糖値が上がると、
脳内の快楽物質ドーパミンが分泌され、
ドーパミンはその行為を学習します

学習した脳は、快楽と引き換えに、
ふたたび糖質を摂取しようとするのです。

まさに糖中毒です!

実際、アメリカでは糖質を“新型コカイン”と呼んでるようです。

ですから、糖質制限を始めて間もない頃に、
イライラした、やる気がでないなどは、
コカイン中毒者の禁断症状と同じなのです。

昨今多い「過食症」ですが、
過食症の人は肉だけ食べたら過食はできません!
脂質が正常な満腹感を生むからです。

糖質はコカインより中毒性が高いので、
人体の限界を超えて食べることができるのです。

糖質を摂取しなければ、血糖も安定、
精神的にも安定するので、集中力が増し、
学力も仕事力も上がります

また、糖質は老化の元凶である
グリケーションを招くので、
美容にも健康にも最悪です。

糖質を制限すればわかりますが、
すぐに肌の調子が良くなります

絶食で肌の調子が良くなるのは、
単に糖質の摂取量が減るからですね。

まだまだ良いことがたくさんありますが、
これ以上はご自身の身体で体験してください。


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